関原の森のつぶやき 関原の森 再生計画 ①
みどりの充実と再生!
2021 07/14 関原の森の近況 初夏
関原の森のこれから みどりの充実と再生
関原の森は、平成6年に広場や愛恵まちづくり記念館、
まちづくり工房館が完成し、コミュニティの拠点としてオープンしました。
開設以来、27年が経過し、再整備の必要に迫られています。
昭和5年に建築された愛恵まちづくり記念館は、
改修や耐震化が図られていますが、建築から90年経過しています。
風格はにじみ出てはいるものの、徐々に劣化も進行しています。
コミュニティの核施設である本木関原住区センターは、
一足早く改修が終わり、エレベーターも設置され
使いやすくきれいになりました。
まちづくり工房館もそろそろ改修の順番待ちという状況です。
さて、皆さんが日常利用される「関原の森 広場」ですが、
開園以来、徐々にみどりの量が減りつつあります。
害虫などによる樹勢の衰えや、時間経過による樹木の劣化などが
原因であると考えています。
そこで、現在の状況をベースにみどりの量や樹の勢いをを回復して
緑豊かな関原の森を目指します。
関原の森の「森とは?」
①みどりや樹木が多い豊かな森のイメージ。
名称にふさわしい緑豊かな関原の森を目指します。
緑の見え方やふれあいやすい緑の配置などを工夫します。
②人が集まり 人の森(盛り)
コミュニティの貴重な広場として、多くの人たちが集う、
イベント広場や憩いの広場を目指します。
③知恵や知識が集まった拠点
まちづくりの施設として、住まいやまちづくりのノウハウが
集積した森、拠点を目指します。
再生充実のための計画づくり
昨年は、森の再生に向けて大学の先生や造園業の方、
区のみどり担当セクションの方々と検討会を開催し、
再生に向けたイメージを作成しました。
予定では住民や区民の方々の参加も得ながら、
計画づくりをまとめる予定でしたが、
コロナの影響で規模を縮小して検討し、たたき台的な提案をまとめました。
みどり豊かな森は、すぐにはできません。
時間をかけ、地域に育ててもらいながら
豊かな森をつくっていきたいと考えています。
まずは、将来の関原の森のイメージをみてください。
このイメージの実現に向かって、地域の皆さんや
森に興味にのある方の意見と参加をお願したいと思いいます。
関原の森の将来イメージ・目標
森の作り方や再生の考え方
関原の森のつくり方や育て方を、
「小さな森づくりから大きな森へ」と名付け
部分部分で特徴ある森づくりを進めたいと考えています。
この小さな森づくりに、地域の方や緑の知識や興味おある方の参加を
得つつ森を充実していきたいと考えています
森づくりの考え方
①まず、『小さな森づくり』から
小さな森の核となる既存樹を選び、この樹木を中心に
『小さな森のブロック』を一つ一つつくります。
『小さな森』は、場所に応じて、特徴的で異なった景観をつくります。
②『小さな森』から『大きな森』をつくる
いろいろな『小さな森』を点在させ、
小さな森を集め、多様性の高い、『大きな森』をつくります。
③重要な『小さな森のブロック』から整備を進めます
小さな森づくりは、その場所の景観や重要性を踏まえて森づくりを進めます。
小さな森の原型
今回は、この全体イメージと森づくりの考え方まで紹介しました。
森づくりに関して、皆さんのご意見やご要望等がありましたら、
メールやファックスなどでお寄せください。
参考にさせていただきます。
皆さんの知恵と力を借りながら、
森の再生に取り組んでいきたいと考えています。
ご協力お願いします。
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